離婚問題

子どもの「親権者」と「監護者」は、何が違う?

親権は、「身上監護権」と「財産管理権」のことをいいます。「親権者」は親権を行う親、「監護者」は親権のうち「身上監護権」だけ行う親、といえます。

結婚中は、夫婦が共同で子どもの親権を行使しますが、離婚後は、一方の単独親権となります。離婚する前に、どちらが親権者となるか、決めなくてはいけません。離婚届に記載欄がありますし、親権者は子どもの戸籍に記載されることになります。なお、親子の関係は親が離婚しても続きますので、子どもの扶養義務は、親権の有無に関わらず、また同居・別居に関わらず、両親にあります。

「身上監護権」は、子どもの世話や教育、しつけなど、「財産管理権」は、子どもの財産の管理などを指し、一般的には分離することなく、子どもと一緒に生活する親が親権者として、どちらも担います。ただ、子どもと一緒に生活はしないけれども、「親権者」でいたい、という場合、「親権者」と「監護者」を分けて、子どもと一緒に生活する親を「監護者」とすることはできます。「身上監護権」は、離婚届にも、戸籍にも、記載されません。

いったん決めた「親権者」を変更するのは簡単ではありません。必ず家庭裁判所での調停又は審判を申し立てなければなりません。一方、「監護者」の変更は親の話し合いだけでできます。

離婚するときに、子どもの親権でもめることはよくあります。どの親も、子どもがかわいいと思うのは当然ですし、一緒に生活したいと考えるでしょう。中には、意地の張り合いで、親権を主張しあうこともあります。しかし、親権を考える上で一番大切なのは、子どもの幸福です。子どもにとって、一番望ましいと考えられる環境を用意できるようにしましょう。

親権については、こちらのコラム「親権の争い」もご覧ください。

お問い合わせ

047-472-4530

フォームからの相談のご予約はこちら

当事務所へのアクセス

牧野法律事務所 アクセスマップ 大きな地図で見る

〒274-0825
千葉県船橋市前原西
2丁目13番13号大塚ビル5F
JR津田沼駅北口 徒歩2分